はじめまして。先月からラフトの一員に加えていただきました、植木です。

 

 実は私、ラフトに入社する前は高校で国語の講師をしていました。通常なら小学校、中学校、高校、大学ときて、それ以降学校とはあまり関わらなくなるものですが、小学校から数えて二十数年、私はずっと学校に通い続けてしまうことになったのです。

 

 そんな私とラフトとの縁は、「教育」というキーワードでつながっていたのかもしれません。講師はやめても、学んでいきたい、大切なことを伝えることのできる仕事がしたいと思っていました。そんなときに出会ったのがラフトでした。

 

「教育」に関連しているとはいえ、学校と制作会社では何もかもが違います。仕事内容はもちろんのこと、それ以前に服装からです。もっと他にあるだろうとお思いかもしれませんが、日本人は形から入るものなのですから仕方ありません。

 

学校では終始スーツでしたが、ここではロケや収録のために、動きやすい軽装の方が多いのです。私の持っている洋服はというとスーツの反動からか、軽装というにはあまりに自堕落な服しかありません。どうしようか、人は見た目が八割とは言いますがスーツではない社会人のあるべき姿とはなにか。「びじねすかじゅある」という聞き慣れも着慣れもしない単語だけが漠然と私の頭の中に漂い続けました。結果今では立派に全身ユニクロの広告塔として日々を過ごしております。

 

 伝えるものを伝わるように作ること。幕張の放送大学でのスタジオ収録の見学、新人の登竜門である社員の紹介VTRづくりへの参加、ロケでの機材運びなど、あっという間の三週間でした。

 

また、社内研修の一環として、社長のNHK時代からの友人で長くドキュメンタリー制作に携わってこられたベテランディレクターのドキュメンタリー講義も受けました。ディレクターの心構えや注意点、何をどう描くのかということやその責任など、勉強になることばかりでした。

 

その中でも感銘を受けたのは面白いものを追求し、それを表現する、伝えるということについてです。「自分が『おもしろい!』と感じる主観性とそれ自体を何度も様々な視点から客観視することで独善的にならないような視点を持たねばならない。」ということを聞くにつけ、非常に難しいことだと思うと同時に、自分もその作る側の人間になるのだ、ということを強く意識しました。

 

自分に何ができるのか、それをどう表現するのか、何を描くのかを常に考え続けるよう、まだまだ未熟者ですが、日々仕事と自分自身に向き合っていきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。


Uek




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 期待の新人、植木君。
 最初の仕事は、ロケのアシスタントだった。ところが、そこで大失敗。
 えっ?どんな失敗したの?
 なんと、せっかく撮影したVTRを置き忘れてきちゃったんだ。
 えーっ!
 そこで与えられた罰ゲームが・・・ カレー作り。 
 これがメチャうまかった。さすが趣味「料理」と言いふらしていただけあって。

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